ToDoリストは誰でも作ります。でも、「やらないことリスト」を作ったことはありますか?
私たちは常に「何をするか」を考えます。でも、時間は有限です。何かを選ぶということは、他の何かを選ばないということ。だからこそ、「やらないこと」を明確にすることが重要なのです。
■ やらないことリストとは
文字通り、「やらない」と決めたことをリストアップしたものです。
・意味のない定例会議には出ない ・3回以上の往復メールは電話に切り替える ・19時以降は仕事のメールを見ない ・SNSは1日30分まで ・愚痴を言い合うだけの飲み会には行かない
こういった「やらないこと」を明文化することで、迷いなく断れるようになります。
■ なぜ「やらない」を決めるのが難しいのか
「やらない」と決めることは、可能性を閉じることでもあります。
「その会議に出なかったら、重要な情報を逃すかも」「その飲み会に行かなかったら、関係が悪くなるかも」
こうした不安が、私たちを「何でもやる」方向に駆り立てます。結果、時間が足りなくなる。
でも、冷静に考えてみてください。その会議で得られる情報は、本当に出席しないと得られないものですか? その飲み会に行かなかったら、本当に関係は悪くなりますか?
■ やらないことを決める基準
やらないことを決める基準は、シンプルです。
「これを続けて、5年後の自分は幸せだろうか」
惰性で続けていること、断れなくてやっていること。それらを一つひとつ、この基準で判断してみてください。
答えがNOなら、やめるべきです。
■ やらないことリストの作り方
1週間、自分の行動を記録してみてください。何に時間を使ったか、できるだけ細かく。
そして週末に振り返り、「これは必要なかった」と感じるものをリストアップする。それが、あなたの「やらないことリスト」の出発点です。
■ やらないことを守る
作っただけでは意味がありません。守ることが大切です。
最初は難しいでしょう。「今回は特別に」「これくらいなら」と例外を作りたくなる。でも、例外を認め始めると、リストは形骸化します。
コツは、やらない理由を説明できるようにしておくこと。「19時以降は家族との時間と決めているので」「その日は先約があるので」。明確な理由があれば、断りやすくなります。
■ 引き算で人生が変わる
足し算の発想では、時間は増えません。引き算の発想が必要です。
「やらないこと」を増やすほど、「やるべきこと」に使える時間が増える。そして、本当に大切なことに集中できる時間が生まれる。
今日、一つだけ「やらないこと」を決めてみませんか。それだけで、人生に余白が生まれるはずです。