「今の会社に残るべきか、転職すべきか」
この問いに、何ヶ月も頭を悩ませている人は少なくありません。
私自身、30代で2回の転職を経験しました。どちらも相当悩みました。でも振り返ると、悩んでいた時間の大半は「正解を探そうとしていた時間」だった気がします。
転職に正解はありません。でも、「より良い選択の確率を上げる方法」はあります。
転職を迷う本当の理由
多くの人が転職を迷う理由は「失敗したくない」という恐れです。
・転職先がブラック企業だったらどうしよう ・年収が下がるかもしれない ・新しい環境に馴染めないかもしれない
これらの不安は、すべて「可能性」の話です。起こるかもしれないし、起こらないかもしれない。
確率的思考では、この「可能性」を具体的な数字に置き換えて考えます。
転職成功の確率を見積もる
完璧な予測は無理でも、ざっくりとした見積もりはできます。
例えば、こんな質問を自分に投げかけてみてください。
「この転職がうまくいく確率は何%だと思う?」
直感で構いません。60%?40%?80%?
次に、「うまくいく」の定義を明確にします。年収アップ?やりがい?ワークライフバランス?
そして、その確率を上げるために何ができるかを考える。
確率を上げる具体的なアクション
転職成功の確率を上げる方法はシンプルです。
情報を増やす ・転職先の口コミを複数サイトで確認する ・可能なら現職・元職の社員に話を聞く ・面接で気になることは遠慮なく質問する
選択肢を増やす ・1社だけでなく複数社を並行して検討する ・「この会社しかない」という思い込みを捨てる
小さく試す ・副業やプロジェクト参加で業界を経験してみる ・転職エージェントと話すだけでも視野は広がる
「現状維持」もリスクであることを忘れない
転職を迷う人の多くは、「転職のリスク」ばかり考えがちです。
でも、現状維持にもリスクはあります。
・会社の業績悪化 ・スキルの陳腐化 ・モチベーション低下による成果減少
「転職しない」という選択も、一つのリスクを取っていることを忘れないでください。
60%で動く勇気
私の経験では、転職がうまくいく確率が60%以上あると感じたら、動く価値があります。
100%の確信を待っていたら、いつまでも動けません。そして多くの場合、動いてみると「思っていたほど怖くなかった」と感じるものです。
確率的思考は、完璧な判断をするためのものではありません。「不完全な情報の中で、より良い選択をする」ためのツールです。
明日は、新しい習慣を身につける確率を上げる方法についてお話しします。