朝、目覚めてすぐの体は固い。それは当たり前のことだ。
6〜8時間、同じ姿勢で眠っていたのだから。筋肉は冷え、関節は固まり、血流は滞っている。この状態のまま急に動き出すと、体に負担がかかる。
でも、朝の準備に追われる中で「ストレッチなんて」と思うかもしれない。そこで提案したいのが「たった5分」の朝ストレッチだ。
■ なぜ朝のストレッチが効くのか
朝にストレッチをすると、3つのことが起こる。
1つ目は、血流が良くなること。眠っている間に滞った血液が全身に巡り始める。すると、頭がクリアになる。
2つ目は、体温が上がること。体温が上がると代謝も上がる。1日の活動効率が変わってくる。
3つ目は、自律神経が整うこと。副交感神経優位の「休息モード」から、交感神経優位の「活動モード」へ、スムーズに切り替わる。
■ 5分でできる朝ストレッチメニュー
ベッドの上でできるものから始めよう。
【1分目】両腕を頭の上に伸ばし、全身を大きく伸ばす。あくびをするように、気持ちよく。
【2分目】仰向けのまま、両膝を胸に抱える。腰が伸びる。ゆっくり左右に揺らすと、背骨がほぐれる。
【3分目】起き上がって座り、首を前後左右にゆっくり倒す。肩も一緒に上下させる。
【4分目】立ち上がり、前屈。膝は曲げてもいい。背中と太ももの裏が伸びる感覚を味わう。
【5分目】両手を組んで頭の上に伸ばし、左右に体を倒す。脇腹が伸びて気持ちいい。
これだけでいい。
■ 続けるコツ
完璧を求めない。
3分しかできない日があってもいい。1分でも、やらないよりずっといい。
大事なのは「毎日、ほんの少しだけ体を動かす」という習慣をつくること。
朝の5分が、あなたの1日を変える。そして、1日1日の積み重ねが、人生を変える。
明日の朝、ベッドの上で試してみてほしい。