ストレスを感じると、体は緊張する。

肩が上がり、呼吸が浅くなり、筋肉が固まる。これは自律神経の「交感神経」が優位になっている状態だ。

この緊張状態が続くと、様々な不調が出てくる。頭痛、不眠、消化不良、イライラ。

ストレッチと呼吸法を組み合わせることで、自律神経を整え、心身をリセットできる。

■ 自律神経とストレッチの関係

自律神経には2種類ある。

交感神経:活動モード。心拍数を上げ、筋肉を緊張させる。 副交感神経:休息モード。心拍数を下げ、体をリラックスさせる。

ゆっくりしたストレッチと深い呼吸は、副交感神経を刺激する。これにより、体は「休息モード」に切り替わる。

■ 呼吸を意識したストレッチ

【1】チャイルドポーズ(2分) 正座から上体を前に倒し、両手を前に伸ばす。おでこを床につけ、深く呼吸する。吐く息と一緒に体の力を抜く。

【2】猫のポーズ(1分) 四つん這いで、息を吐きながら背中を丸め、吸いながら反らす。呼吸に合わせてゆっくり動く。

【3】仰向けツイスト(2分) 仰向けで両膝を立て、息を吐きながら左に倒す。吸いながら戻し、吐きながら右へ。左右各3回。

【4】脚上げ壁ポーズ(3分) 壁に尻をつけ、脚を上げて壁に預ける。目を閉じ、深く呼吸する。血流が良くなり、脚のむくみも取れる。

【5】屍のポーズ(2分) 仰向けで全身の力を抜く。手のひらは上向き。目を閉じ、自分の呼吸だけに意識を向ける。

■ 呼吸法のコツ

呼吸は鼻から吸い、口から吐く。

吸う息より吐く息を長く。4秒吸って、6〜8秒で吐く。

吐くときに体の力が抜けていくイメージを持つ。

急がない。ゆっくり、深く。

■ 日常に取り入れる

仕事中、緊張を感じたら、深呼吸を3回。これだけでも効果がある。

デスクで肩を回しながら、息を吐く。

トイレに立ったついでに、首のストレッチ。

1日の終わりに、10分のリラックスストレッチ。

■ 心と体はつながっている

体が緊張すると、心も緊張する。 体がリラックスすると、心もリラックスする。

ストレスを抱えているとき、まず体をゆるめてみる。すると、心も少しずつ軽くなる。

今夜、寝る前に5分。深い呼吸とストレッチで、1日の緊張を解放しよう。20260105_123634_3da03b3b.png